人と人との間で争いがあった。

その人達が裁判に出頭して、

正しい方を正しいとし、

悪い方を悪いとする。

という判定がなされた。

もし、その悪い者がむち打ちにすべき者なら、

裁き人は彼を伏せさせなさい。

自分の前でその邪悪さに応じた数だけ

鞭打たなけれなければならない。

40までは、彼を鞭打ってよいが、

それ以上はいけない。

それ以上多く鞭打ったとする。

あなたの同胞はあなたの目の前で、

卑しめられることになる。

脱穀をしている牛に、

口籠をはめてはならない。

兄弟が一緒に住んでいて、

そのうちの一人が亡くなった。

彼に息子がいなかった。

その時は、亡くなった男性の妻は、

兄弟以外の他の男性に嫁いではならない。

義理の兄弟がその女性を妻としなさい。

そして、夫の兄弟としての義務を、

果たさなければならない。

彼女の第一子が、亡夫の名を継ぎなさい。

そのようにして、その名がイスラエルから

消し去られないようにしなさい。

しかし、亡夫の兄弟が、

彼女を妻としたくないと思う。

その時は、亡夫の女性は、

町の長老達の所に行きなさい。

そして、

私の亡夫の兄弟達は、

自分の兄弟の為にその名を、

イスラエルのうちの残そう。

とは、しなかった。

亡夫の兄弟としての義務を、

私に果そうとしません。

と、言いなさい。

町の長老達は、彼を呼び寄せ、

亡夫の名をイスラエルに残す事

を、説得しなければならない。

もし、彼が

私は彼女を妻としたくない。

と、言い張るなら、

亡夫の妻は、

長老達の目の前で彼に近寄りなさい。

そして、その足からは着物を脱がせ、

その顔に唾を吐きなさい。

それから彼に、

兄弟の家を建てない男性は、

このようにされる。

と、言わなければならない。

彼の名は、イスラエルの中で

履物を脱がされたものの家

と、呼ばれる。

二人の者が互いに争っている。

一方の妻が近づき、

自分の夫を打つ者から救い出そう。

として手を伸ばす。

そして相手の隠しどころを掴んだ。

その時は、

その女性の手を切り落としなさい。

憐れみをかけてはならない。

あなたには、

袋に大小異なる升があってはならない。

あなたには、

完全で正しい重り石と

完全で正しい升がなければならない。

あなたの神・主が、あなたに、

与えようとしておられる土地がある。

その土地で、あなたの日々が、

長く続くように知る為である。

このような事をして不正を行う者全てを、

あなたの神・主が忌み嫌われるから。

覚えていなさい。

あなたがエジプトから出て来た時、

その道中でアマレクがあなたに行った事を。

彼らは神を恐れる事なく、

あなたが疲れて弱っている時に、

道であなたに会いました。

あなたの後ろの落伍者を、

すべて切り倒したのである。

あなたの神・主が相続地として、

あなたに与えて所有させよう

と、しておられる土地がある。

あなたの神・主が周囲の全ての敵から

あなたを守って安息を与えられる。

その時は、あなたはアマレクの記憶を、

天の下から消し去らねばならない。

この事を忘れてはならない。