あなたが敵と戦おうと出て行く。

あなたよりも多い敵の軍勢をみても、

彼らを恐れてはならない。

あなたをエジプトの地から連れ出した

あなたの神・主があなたと共におられる。

あなた方が戦いに臨む時、祭司は、

聞け、イスラエルよ、

あなた方は今日、

敵との戦いに臨もうとしている。

弱気になってはならない。

恐れてはならない。

うろたえてはならない。

彼らの事でおののいてはならない。

あなた方の神・主があなたと共に行き、

あなた方の敵と戦い、

あなた方に勝利を、

得させて下さるからである。

と、言いなさい。

司達は民に、

新しい家を建てて、

まだそれを奉献していないのか。

その人は、家に帰るがよい。

戦死して、

他の人がそれを奉献するといけないから。

ブドウ畑を作り、まだその初物を、

味わっていいない者はいないか。

その人は、家に帰るがよい。

戦死して、他の者が初物を

味わうといけないから。

女性と婚約して、

まだ結婚していない者はいないか。

その人は家に帰るがよい。

戦死して他の人が

彼女と結婚するといけないから。

と、語りかけなさい。

司達は、さらに民に

恐れて弱気になっている者はいないか。

その人は自分の家に帰るがよい。

兄弟達の心が、

その人の心を変えるといけないから。

と、語りかけなさい。

司達は、民に語り終えたら、

軍の長達が民の指揮を取りなさい。

あなたが、ある町を攻略しようとして、

その町に近づいた時には、降伏を進めなさい。

もし町が、降伏に同意して門を開いた時、

その中にいる民は皆、

あなたの為に苦役に服させなさい。

あなたに、仕えさせなさい。

しかし、あなたに降伏せず、

戦おうとするならそれを包囲しなさい。

もし、あなたの神・主が、

それをあなたの手に渡されとします。

なれば、その町の男性を皆剣の刃で討ちなさい。

しかし、女性・子供・家畜・

町の中にある全ての物・その全ての奪略物は

戦利品として取ってよい。

あなたの神・主が、

敵の奪略物をあなたに与えられた。

だからそれをあなたは自由にできる。

非常に遠く離れている町々に対して、

全てこのようにしなければならない。

次に示す国々の街は違う。

あなたの神・主が、

相続地として与えよう。

としておられる町々がある。

その地では、

息のある者を一人も生かしてはならない。

それは、ヒッタイト人・アモリ人・カナン人・

ペリジ゙人・ヒビ人・エブス人である。

その人々は、あなたの神・主の命により

必ず聖絶しなければならない。

それは、彼らが、

彼らの神々に行っていた事

それは、あなた方の神が忌み嫌うべき事

を、あなた方に教える。

そして、あなた方の神・主の前に、

罪ある者となる。

そうならないようにする為である。

あなたが長い間、

ある街を包囲して攻め取ろうとする。

その時、斧を振るって

そこの木を切り倒してはならない。

その木の実を食べるのはよいが、

切り倒してはならない。

まさか、野の木があなたの前から逃げ出して

包囲の中に入ってしまう人間でもあるまい。

ただ、

実を結ばない。

と、分かっている木だけは切り倒してもよい。

それを切り倒して、

あなたと戦っている町が陥落するまで

その町に対してそれで砦を築いてもよい。