ダビデは、その夕暮れから辻の夕方まで彼らを討った。

しかし他の者は、一人も逃げることが出来なかった。

ダビデは、アマレクが奪い取った者を総て取り戻した。

ダビデの二人の妻も救い出した。

子供も大人も、

息子達も娘達も、

分捕られた物も、

彼らが奪われたもの

は、何一つ失われなかった。

ダビデが、総てを取り返したからだ。

ダビデは、また総ての羊と牛を奪った。

兵達は、

これはダビデの戦勝品だ。

と、言いながら家畜の前を歩いた。

ダビデは、へベル川のほとりに戻った。

そこに留まっていた200人は、ダビデ達を迎えた。

ダビデは、彼らの安否を尋ねた。

ダビデと一緒に戦った意地の悪い人達。

彼らは一緒に行かなかった。

だから、我々が取り戻した分捕り物は、

分けてあげるわけにはいかない。

ただ、それぞれ自分の妻と子供を連れて行くがよい。

ダビデ

兄弟達よ。

主が私達にくださったものを、そのようにしてはならない。

主が私達を守り、

私達を襲った略奪隊を私達の手に渡されたのだ。

誰が、この事について、あなた方の言う事を聞くだろうか。

戦いに行った者への分け前も同じだ。

ともに同じく分け合わなければならない。

その日以来、ダビデはこれを

イスラエルの掟

として定めた。

今日もそうである。

ダビデはツィクラグに帰って来た。

友人であるユダの長老達に、戦勝品の一部を送った。

ダビデ

ユダの長老達、

これはあなた方はの贈り物である。

そして、主の敵からの戦勝品の一部です。

その送り先は、

ベテルの人々

ラモテ・ネゲブの人々

ヤティルの人々

アロエルの人々

シフモテの人々

エシュテモアの人々

ラカルの人々

エラフメル人の街々の人々

ケニ人の街々の人々

ホルマの人々

ポル・アシャンの人々

アタクの人々

ヘブロンの人々

すなわち、ダビデとその部下が、

さ迷い歩いた総ての場所の人々であった。

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