さて、ペリシテ人は、イスラエルと戦った。

イスラエル人はペリシテ人の前から逃げた。

そしてギルボア山で刺されて倒れた。

ペリシテ人は、

サウルとその息子達に追い迫った。

サウルの息子ヨナタン、アビナダブ、

マルキ・シュアを打ち殺した。

攻撃はサウルに集中した。

射手達が彼を狙い撃ちにした。

なので、射手達の故に傷を負った。

サウル

道具を持っているキャリアよ。

お前の剣を抜いて、私を刺し殺してくれ。

さもないと、あの無割礼の者達が

、私をなぶり者にするだろう。

しかし、キャリアはとても恐れので、

サウルを殺す事は出来なかった。

サウルは剣を取り、その上に倒れ込んだ。

キャリアは、サウルが亡くなった事を確認した。

そして、自分も剣の上に身を伏せて亡くなった。

こうして、サウルは亡くなった。

また、彼の三人の息子達も

全ての家も共に亡くなった。

谷にいたイスラエル人は皆兵たちが逃げた。

サウルとその息子達が亡くなった姿を見て、

自分達の街々を捨てて逃げた。

その後、ペリシテ人達がやって来た。

翌日、ペリシテ人が

刺殺された者達から何かを剥ぎ取ろう。

と、してやって来た。

その時、サウルとその息子達の遺体を、

キルボヤ山で見つけた。

彼等は、サウルの首と武器を取った。

この事を彼等の偶像と民とに告げ知らせる為、

ペリシテ人の地の全てに人を遣わせた。

彼等は、

サウルの武具を

彼等の神々の神殿に奉納し、

彼の首はダゴンの神殿に晒した。

ヤベシュ・ギルアデの人々は皆、

ペリシテ人がサウルに行った仕打ち

を、全て聞いた。

そこで、勇士達がみな立ち上がった。

サウルの亡骸と彼の息子達の亡骸を取りあげた。

これをヤベシュに運んだ。

彼等の骨をヤベシュにある樫の木の下に葬った。

七日間断食した。

このようにサウルは、

主の信頼を裏切った不信の罪で亡くなった。

彼は主の言葉を守らず、

霊媒に伺いを立てる事までした。

決して、主に尋ねる事をしなかった。

その為、主は彼を殺した。

王位をエッサイの子・ダビデに回された。