主の仰せ
モーセよ、イスラエルの子らに告げよ。
第七の月の一日、
あなた方の全き休みの日である。
角笛を吹き鳴らして、
記念する聖なる会合を開く。
あなた方は、いかなる労働もしてはならない。
食物の献げ物を、主に献げなさい。
特に、この第七の月の十日は宥めの日であり、
あなた方の為に聖なる会合を開く。
あなた方は、自らを戒め、
食物の献げ物を主に献げなければならない。
その日のうちは、
いかなる仕事もしてはならない。
その日が宥めの日であり、
あなた方の神・主の前で、
あなた方の為に宥めがなされるからです。
その日に自らを戒めない者は誰でも、
自分の民から断ち切られる。
誰でも、その日に少しでも仕事をする者は、
私はその人をその民の間から滅ぼす。
いかなる仕事もしてはならない。
これは、あなた方がどこに住んでいても
代々守るべき永遠の掟である。
これは、
あなた方の全き休みの為の安息日である。
あなた方は自らを戒める。
その月の九日の夕暮れには、
その夕暮れからその次の夕暮れまで、
あなた方の安息を守らなければならない。
主の仰せ
モーセよ、イスラエルの子らに告げよ。
この第七の月の十五日には、
七日間にわたる主の仮庵の祭りが始まる。
最初の日には、聖なる会合を開く。
あなた方は、いかなる労働もしてはならない。
七日間、あなた方は、
食物の献げ物
を、主に献げなければならない。
八日目も、あなた方は、
聖なる会合を開かなければならない。
あなた方は、食物の献げ物を主に献げる。
これは、聖めの集会であり、
いかなる労働もしてはならない。
以上が、主の例祭である。
あなた方は聖なる会合を招集して、
全焼の献げ物、
穀物の献げ物、
交わりのいけにえ、
注ぎの献げ物
を、食物の献げ物とする。
それを、それぞれ定められた日に、
主に献げなければならない。
この他に主の安息日、
また、あなた方が主に献げる献上物、
あらゆる誓願の献げ物、
あらゆる進んで献げる物
がある。
第七の月の十五日には、
あなた方がその土地の収穫をし終える。
七日間にわたる主の祭りを、
特別に祝わなければならない。
最初の日は全き休みの日であり、
八日目も全き休みの日である。
最初の日に、あなた方は自分達の為に、
美しい木の実、
なつめ椰子の葉と茂った木の大枝、
また川辺の柳
を、取り、七日間、
あなた方の神・主の前で喜び楽しむ。
年に七日間、主の祭りとしてこれを祝う。
これは、あなた方が、
代々守るべき永遠の掟
である。
第七の月に祝わなければならない。
あなた方は七日間、
仮庵に住まわなければならない。
イスラエルで生まれた者は皆、
仮庵に住まなければならない。
これは、
あなた方の後の世代が、
私がエジプトの地から
イスラエルの民を、
導き出した時、
彼らを仮庵に住まわせた事
を知る為である。
私はあなた方の神、主である。
こうしてモーセは、
イスラエルの民に主の例祭の事を告げた。