それから、
雄牛の血を取る。
指で宥めの蓋の東側に振りまく。
指で七度その血を宥めの蓋の前に振りまく。
アロンは民の為に、
罪の浄めの献げ物である雄山羊を屠り、
その血を垂れ幕の内側に持って入る。
この血を、
先の雄牛の血と同じ様に、
宥めの蓋の上と宥めの蓋の前に掛ける。
彼は、
イスラエルの民の汚れと背き、
災い、
その全ての罪
を除く。
その為の聖所の為の宥めを行う。
彼の会見の天幕にもこのようにする。
アロンが宥めを行う為に聖所に入る。
再び出て来るまで、
誰も会見の天幕の中にいてはならない。
彼は、
自分と自分の家族、
イスラエルの集会全体
の為に宥めを行う。
そして、主の前にある祭壇の所に出て行く。
その後、その為の宥めを行う。
彼は、
その雄牛の血と雄山羊の血を取る。
それを祭壇の四隅の角に塗る。
残りの血を、祭壇の上に指で七度振りまく。
こうして彼は、
イスラエルの子らの汚れを浄め、聖別する。
彼は、
聖所と会見の天幕と祭壇の為の宥め
を終える。
生きている雄山羊を連れてくる。
アロンは、生きている雄山羊の頭に両手を置く。
イスラエルの子らの
全ての咎と全ての背き、
全ての罪
を、告白する。
これを、その雄山羊の頭の上に載せ、
係りの者の手でこれを荒野に追いやる。
雄山羊は彼等の全ての咎を負い、不毛の地へ行く。
その人は雄山羊を荒野に追いやる。
アロンは会見の天幕に戻り、
亜麻布の装束を脱ぐ。
装束は天幕に置いておく。
聖なる所で体に水を浴びる。
自分の衣服を着て、外に出る。
自分の全焼の献げ物と
民の全焼の献げ物を献げる。
自分の為、民の為の宥めを行う。
罪の浄めの献げ物の脂肪は、
祭壇の上で焼いて煙にする。
アザゼルの雄山羊を追いやった者は、
衣服を洗い、身体に水を浴びる。
その後で、宿営に入る事ができる。
罪の浄めの献げ物の雄牛、
罪の浄めの献げ物の雄山羊、
その血が、
宥めの為に聖所に使われた生贄
は、宿営の外に運び出し、火で焼く。
これを焼く者は自分の衣服を洗い、
身体に水を浴びる。
その後で、宿営に入る事ができる。
次の事は、あなた方にとって永遠の掟となる。
第七の月の十日には、
あなた方は自らを戒めなければならない。
この国に生まれた者も、
あなた方の中に寄留している者も、
いかなる仕事もしてはならない。
この日は、
あなた方を浄めよう。
と、あなた方の為に宥めが、行われるからである。
あなた方は主の前で全ての罪が聖くなる。
これが、
あなた方の全き休みの為の安息日である。
あなた方は自らを戒める。
これは永遠の掟である
油注がれ、
父に代わって祭司として仕える為に、
任命された祭司が宥めを行う。
彼は、亜麻布を装束、
すなわち聖なる装束を着ける。
彼は、
至聖所の為の宥めを行う。
会見の天幕と祭壇の為の宥めを行う。
祭司達と集会の全ての民の為に宥めを行う。
以上の事はあなた方にとっては、
永遠の掟
となる。
これは年に一度、イスラエルの民の為に行われる。
彼らの全ての罪を除く宥めである。
モーセは主が命じられたとおりに行った。
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