~ハカルヤの子ネヘミヤの言葉~

イスラエルの民は自分達の街々にいた。

第七の月がきた。

その時民全体が、一斉に水の門の前の広場に集まった。

彼等は、学者エズラに

主がイスラエルに命じた

モーセの律法の書をもってくる事

を、頼んだ。

彼は、第七の月の一日に律法の書を

男性・女性

及び聞いて理解できる人達全会衆、

の前に、持ってきた。

そして、水の門前の広場で、

夜明けから真昼まで、朗読した。

全会衆は皆、立ち上がり、律法の書に耳を傾けた。

学者エズラは、この為に造られた木の壇の上に立った。

彼の右側に、

マティテヤ・シェマ・アナヤ・

ウリヤ・ヒキルヤ・マアセヤ

左側に、

ベダヤ・ミシャエル・マルキヤ・

ハシュム・ハシュバダナ・

ゼカリヤ・メシュラム

が、立った。

エズラが、大いなる神・主をほめたたえた。

民は皆両手を上げながら、

アーメン・アーメン

と、答えた。

そして、ひざまづき、顔を地に伏せて主を礼拝した。

レビ人達、

ヨシュア・バニ・シェレバヤ・ヤミン・

アクブ・シャベタイ・

ホデェヤ・マアセヤ・ケリタ・

アザルヤ・エホザバデ・ハナン・ベラヤ

彼等は、民に律法を解き明かした。

その間、民はその場に立っていた。

彼等が御教えの書を読み、その意味を明快に示した。

民は読まれた事を理解し、涙を流した。

ネヘミヤは総督であった。

エズラは、祭司であり学者であった。

レビ人達は民に解き明かす人達であった。

ネヘミヤ・エズラ・レビ人達

今日、あなた方の神・主にとって聖なる日である。

悲しんではならない。

泣いてはならない。

ごちそうを食べ、甘い葡萄酒を飲みなさい。

何も用意できなかった人には、食べ物を贈りなさい。

今日は、私達の主にとって聖なる日である。

悲しんではならない。

主を喜ぶことはあなた方の力だからだ。

レビ人達

静まりなさい。

今日は、聖なる日だから悲しんではならない。

こうして、民は皆帰った。

食べたり、飲んだり、

ごちそうを贈りして、大いに喜んだ。

教えられた事を理解したからである。

二日目

民全体の一族の頭達・祭司達・レビ人達は、

学者エズラの所に集まってきた。

律法の言葉をよく調べる為である。

そして、主がモーセを通して命じた律法に

イスラエルの子らは第七の月の祭りの間、

仮庵の中に住まなければならない。

また、山へ

オリーブの葉・野生のオリーブの木の葉・

ミルトスの葉・なつめ椰子の葉・

また茂った枝木等の枝

を、取りに行きなさい。

そして、

書かれている通りに仮庵を作る事

自分達の全ての町と

エルサレムに通達を出し、

知らせなければならない事

と、書かれている箇所を見出した。

そこで、民は、

山に行き、枝を取り、

それぞれ自分の家の屋根の上や庭の中、

また神の庭、水の門の広場、

エフライムの門の広場

に、自分達の為に仮庵を作った。

捕集から帰ってきた全会衆は、仮庵を造り住んだ。

ヌンの子ヨシュアの時代から今日まで、

イスラエルの民はこのようにしていなかった。

なので、それは非常に大きな喜びであった。

神の御教えの書は、

最初の日から最後の日まで

毎日朗読された。

祭りは七日間祝われた。

八日目には定めに従って、聖めの集会が行われた。

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