ヨセフ族の一つの氏族、

マナセの子マキルの子

ギㇽアデの氏族に属する一族の頭達が進み出た。

そして、

キルアデの氏族に属する頭達

モーセとイスラエル一族の頭である家長の皆様。

主は、

くじによりあの地を、

イスラエルの民に相続地として与えるように。

また、私達の親類ツェロフハデの相続地を

彼の娘達に与えるように。

と、命じられています。

もし彼女達が、イスラエルの民の中から

他の部族の息子に嫁いだ。

ならば、彼女達の相続地は、

私達の先祖の相続地から差し引かれて、

彼女達が嫁ぐ部族の相続地に

加えられるでしょう。

その結果、私達が相続する

割り当て地は減る事になります。

イスラエルの民はヨベルの年が来れば、

彼女達の相続地は、

嫁ぐ部族の相続地に加えられます。

彼女達の相続地は、

私達の先祖の部族の相続地から

取りされる事になります。

そこでモーセは、

主の命によりイスラエルの民に命じた。

モーセ

イスラエルの民よ。

ヨセフ族の訴えはもっともでとある。

主が、ツェロフハデの娘達について

命じた事は次のとおりである。

彼女達は、

自分が良いと思い人に嫁いでよい。

ただし、彼女達の父の部族に属する氏族に

嫁がなければならない。

イスラエルの民の相続地は、

部族から部族に移してはならない。

イスラエルの民は、

それぞれの父祖の部族の相続地を

堅く守らなければならない。

イスラエルの民の部族のうち、

相続地を受け継ぐ娘はみな、

その父の部族に属する氏族の一人に

嫁がなければならない。

イスラエルの民が、

それぞれその父祖の相続地を

受け継ぐようにする為である。

このように、相続地は、

部族から他の部族に移してはならない。

イスラエルの民の部族は、

それぞれ、自分達の相続地を

堅く守らなければならないからである。

ツェロフハデの娘達

マフラ

ティルツァ

ホグラ

ミルカ

ノア

は、叔父の息子達に嫁いだ。

彼女達は、

ヨセフの子マナセの子孫の氏族に嫁いだ。

なので、彼女達の相続地は、

彼女達の父の氏族の部族に残った。

これ等は、

エリコを臨む

ヨルダン川のほとりの

モアブの草原で、

主がモーセを通して

イスラエルの民の命令と定めである。