これらのことが終わった後、
指導者達が私の所に近づいて来た。
指導者達
エズラ様、
イスラエルの民・祭司・レビ人は、
カナン人・ヒッタイト人・ペリジ人・エ
ブス人、アンモン人、モアブ人、
エジプト人、アモリ人等
と、異国の忌み嫌うべき習慣と縁を断つ事は、
ありませんでした。
それどころか、
彼らもその息子達もこれらの国々の娘を妻にしました。
つまり、聖なる種族が、
諸々の地の民と混じり合ってしまいました。
そして、指導者達・代表者達が、
この不信の罪の張本人なのです。
私は、
衣と上着を引き裂き、
髪の毛と髭を引き抜き
呆然として座り込んでしまった。
捕囚から帰ってきた人々の不信仰の罪の事で、
イスラエルの神の言葉を畏れかしこむ者
は、皆、私の所に集まってきた。
私は夕方の捧げ物の時刻まで、
茫然としてそこに座っていた。
夕方の捧げ物の時刻になった。
打ちのめされていた私は立ち上がった。
衣と上着を引き裂いたままひざまずいた。
自分の神・主に向かい手を述べて広げた。
エレミヤ
私の神よ、私は恥じています。
私の神よ。
私はあなたに向かい、
顔を上げる事を恥ずかしく思います。
私達の咎は増し、
私達の頭より高くなり、
私達の罪過は大きく、
天にまで達したからです。
私達の先祖の時代から、今日迄、
私達は大きな罪過の中にありました。
私達のその咎の為、
私達や私達の王・祭司達は、
諸国の王達の手に渡されました。
剣にかけられ、
捕虜にされ、
かすめ奪われ、
面目を失い、
今日あるとおりです。
しかし今、しばらくの間、
私達の神・主はその憐れみにより、
私達に逃れの者を残しました。
私達の為に、ご自分の聖なる所に、
一本の杭を与えてくださいました。
これは、私達の神が、
私達の目を明るくし、
奴隷の身の私達を、
少しでも生き延びさせて下さる為でした。
事実、私達は奴隷です。
しかし、私達の神は、この奴隷の身の私達を、
見捨てる事はありませんでした。
それどころか、
ペルシアの王達により恵みを施しました。
私達を生かしてくださいました。
私達の神の宮を建て直させ、
その廃墟を元に戻して下さいました。
ユダとエルサレムに石垣を下さいました。
こうなった今、何と言えば良いのでしょうか。
私達の神よ。
私達はあなたの命令を捨てたのです。
あなたは、私のしもべである預言者達により、
あなた方が所有しようとしている地は、
異国の汚れて汚れた地。
忌み嫌うべき行いにより、
隅々まで汚れで満ちてしまった地。
で、ある。
だから今、あなた方の娘を、
彼らの息子に嫁がせてはならない。
また、彼らの娘を、
あなた方の息子の妻にしてはならない。
永久に彼らの平安も幸せも
求めてはならない。
それは、
あなた方が強くなり、
その地の良い物を食べ、
これを永久に、
あなた方の子孫の所有とする為
である。
と、命じられました。
私達の悪い行いと大きな罪過の故に、
様々な事が私達の上に起こりました。
が、私達の神・あなたは、
私の咎に値する罰を、軽くして下さいました。
逃れの者の私達に、
備えて下さいました。
そのような事の後で、
私達は再びあなたの命令を破りました。
忌み嫌うべき行いをするこれらの民と、
婚戚関係に入って良いのでしょうか。
あなたは怒り、
ついには私達を絶ち滅ぼしました。
残り者も逃れの者も
いないようにされるのではないでしょうか。
イスラエルの神・主よ
あなたは正しい方です。
まことに、今日ある通り、私達は、
逃れの者として、残されています。
御覧下さい。
私達は罪過を負い、あなたの御前におります。
このような状態で、
誰もあなたの御前立つ事はできません。
にも関わらず。