エズラ記 第8章 その2

ペルシアの王キュロスの第一年、
主は、ペルシアの王キュロスの霊を奮い立たせた。
エレミヤにより告げられた主の言葉を成就する為である。

私は、アハワガアのほとりで断食を布告した。

それは、

私達の神の前でへりくだり、

私達の為に、

私達の子供達と私達の全ての持ち物の為に

道中の無事を神に願い求める為

で、あった。

それは、

私が道中の敵から私達を助ける部隊と

騎兵達を王に求める事

を、恥じたからであった。

実際、私達は王に

私達の神の御手は、

神を尋ね求める全ての者の上に幸いを下し、

その力と怒りは神を捨てる

全ての者の上に下る。

と、言っていたのである。

その為、私達はこの事の為に断食して、

自分達の神に願い求めた。

すると、神は私達の願いを聞き入れて下さった。

私は祭司長達のうちから12人、

すなわち、シェレベヤとハシャブヤ、彼らの同僚10人

を、選り分けた。

そして、

王・顧問達・高官達・

そこにいた全てのイスラエル人が捧げた

私達の神の宮への奉納物である銀・金・器

を、量り彼らに渡した。

私は、

銀650タラント、

100タラント相当の銀の器、

及び金100タラント

を、量り、彼らに渡した。

また、

1,000ダリク相当の金の鉢・20、

更に、金のように高価な光り輝く

見事な青銅の器2個

を、彼らに渡した。

それから、私は彼らに

あなた方は、主の聖なるものである。

この器も聖なるものである。

この銀と金は、

あなた方の父祖の神・主に対し、勧んで捧げる物

で、ある。

あなた方は、

エルサレムの主の宮の部屋で、

祭司達・レビ人達・イスラエルの一族の長達の前で、

重さを量るまで寝ずの番をしてそれらを守りなさい。

と、言った。

祭司とレビ人達は、

重さを測った銀・金・器を、

エルサレムの私達の神の宮に持っていくため

に、受け取った。

私達は、

エルサレムに行こう。

と、第一の月の十二日にアハワ川を出発した。

私達の神の御手が私達の上にあった。

その道中、敵の手・待ち伏せする者の手から、

私達を救い出して下さった。

こうして私達は、エルサレムに着いた。

そこに三日間留まった。

四日目に、銀と金と器が私達の神の宮の中で量られた。

そして、ウリヤの子・祭司メレモテの手に渡された。

彼とともに、ピネハスの子エルアザルがいた。

彼らとともに、

レビ人であるヨシュアの子

エホザバデとビヌイの子ノアデヤ

が、いた。

全てが数えられ、量られた。

その時、全重量が書き留められた。

捕囚から帰ってきた者は、

イスラエルの神に全焼の生贄を捧げた。

すなわち、全イスラエルの為に、

雄牛12頭・雄羊96匹・子羊77匹・

罪の潔めの捧げ物として雄山羊12匹

を、捧げた。

これは全て主への全焼の捧げ物であった。

それから、彼らは王の命令書を、

王の太守達とユーフラテス川西方の総督達

に渡した。

彼らは、この民と神の宮に援助を与えた。

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